a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

読書

三浦綾子の本

三浦綾子の小説を3冊読んだ。 「水なき雲」「ひつじが丘」「泥流地帯」 「氷点」の作者だけあって、どれもぐいぐい物語の世界に引き込まれて読んでしまった。 特に泥流地帯は読み応えがあった。 最初は、子どもの読み物かと思うほど、幼い小学生の主人公の描…

漫画を読む

睡眠が充分足りて、喉の痛みも取れた。 しゃべり過ぎは禁物で、長電話は禁止。電話は出来るだけ出ないことにしている。 今日も一日どこにも出ずに家で過ごす。 いま、漫画「のだめカンタービレ」を読んでいる。中々良く書けて(描けて?)いて面白い。 作者…

女中の話の本

2冊本を読んだが、どちらも偶然戦前の女中の話だった。『イギリスのある女中の生涯』 これは小説ではなく、実在の女性の話を、テープに録って書いた1人の女性の生涯の記録である。 1900年頃、イングランドの南部の貧しい農村で産まれたウイニフレッド…

午後は相変わらず読書。

河合隼雄の『猫だましい』。小説や童話に出て来る猫を取り上げて、猫を通して深層にある人間の心理を探っている。なかなか面白かった。 取り上げているのは、ペロー「長靴をはいた猫」。 谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」。 コレット「牡猫」。などなど…