a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

水菜のプレゼント

a-doll2005-01-08

夫は俳句の会に出かけた。
私も午後コーラスに行くので化粧をしてセーターを着ようとしていた。
お正月だからピンクにしょうと着てみたらなんか似合わないのだ。
脱いで、若草色のちょっとヨレッとなった古いセーターを選び直した。
そこへチャイムがなった。
インターフォンに出ると濁声で「おくさん」と男の声。
これは新聞の勧誘のおっさんか?と身構えたら「Kです」と夫の友達だった。
慌ててセーターを来て玄関に出ると、タバコ臭いKさんが大きな水菜とキャベツを下げて立っていた。自分の菜園でとれたみずみずしい野菜だ。
新年の挨拶をして帰って行ったが、青々とした野菜を抱えるとセーターの色と同じで嬉しくなった。
Kさんは悪い人では無いがいつも「おくさん」の一言でぎょっとする。
彼の奥さんは去年から我が家の英会話に参加していて楽しい人なのだ。アンバランスな夫婦だと思う。
久しぶりに寒い日で、古い建物の同窓会館の練習場は冷えるので、2つ有るストーブの取り合いだった。
「今年は休まんと来て下さいよ」と先輩に云われてしまった。
「年頭に当たって誓約いたします」と云っておいた。
帰ってお鍋に水菜も入れて食べた。