今まで長い時間の飛行機に乗るのはイヤだと言って居た夫に、もう一度水を向けたら何と「ほんなら行く事にするか」言い出したので驚く。
早速娘にメールをしてスケジュール作りを頼む。
久しぶりの親娘３人の旅行が実現しそうだ。
雨がしつこく降っている。
さやかホールで「パリ祭」と銘打ってシャンソンのお浚い会が開かれ、童謡唱歌の会のN先生がゲスト出演するので夫と聴きに行く。
個人レッスンの生徒さんの発表会なのだが、キラキラ、ピカピカのロングドレスに着飾ってマイクを持ってバンド演奏をバックにシャンソンを歌う。
私の考えでは、シャンソンというのはバンドじゃ無くアコーディオンとかピアノぐらいの伴奏で歌う方が良いしマイクの音量も小さくした方が良い。悪いけど耳を指で蓋をして聴かせてもらった。音程が悪いのはこの際目をつぶる事にしても、地声で歌う場合音を下げたらもっと楽に歌えるのにと思った。
兎に角N先生の順番が来るまでじっと我慢して聴いた。
私はこんなに文句垂れて憎たらしい観客だったが、会場は盛り上がっていた。名前を呼ばれてステージに表れると「＊＊ちゃーん」とか「＊＊さん頑張って〜」とか声が掛かる。家族や親戚、友達、近所の人が沢山応援に来ているのだ。終わると「ブラボー」だ。また花束を抱えてステージに走る人もいる。大騒ぎでたのしそうなのだった。
