a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

無駄な費用

冷たい雨が降って風がとても寒く感じる。
今日つくづく思ったことがある。
昔の人は物を大切にしたのは良く解るが、要らない物を処分しないで溜め込むのはいけない。
夫の父は嫁入りした私に「マッチの一本、使いさしのしで紐も粗末にしないように」と訓示をたれた究極の勿体ながりの名古屋人だった。
その結果、今回奈良の古い家を処分するに当っては無駄なお金が要った。
例えば、家の裏に積んであった大量の古い瓦、倉庫には前に使っていた古い障子、土蔵には長もちが何棹か、ちょっとましな物は道具やが安く買って持ち運んでくれたが、がらくたが山程有って、業者に頼んだら、ん十万円かかった。
は〜あ・・・(ため息)。
古いピアノも重い金庫も、金が要った。
運び出す人達の手間賃とトラック代、がらくたの処分代など思わぬ費用だ。
亡くなった義父はあの世でどう思っているだろう。
それでこの際、私は決心した。
夫も血を引いているから捨てるのを嫌がる。
粗大ゴミの日に何か捨てる時は、夫が寝てからそーっと捨てに行っていた。
これからは遠慮せずに堂々と捨てに行こう。
その方が将来無駄なお金を使わなくて済む筈だ。