a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

動物園は悲しい

昨夜NHKの番組で白熊ピースを赤ん坊の時から人間の手で育てたのをを記録したドキュメントを見た。
ピースは今年6才の誕生日を迎えたのだ。
白熊は、過酷な自然の中でも、母親に守られて生きて行く術を教えられて行くのだが、人間が育てたピースはそうじゃない。
大きく成長して危険だからと母親代わりの飼育係りとのスキンシップも出来なくなり、その上むりやり白熊(実は母親)と会わされ、ショックがストレスとなり、身体が痙攣したりする。
私は、動物園が嫌いだ。
動物達は人間のエゴで狭い檻に閉じ込められて見せ物になって生涯を終える。
例え危険が待ち受けていて短命になるとしても、動物は自然界に置いといてやりたい。
飼育係の気持ちとピースの心を思うと、切なくて胸が痛む。
番組を見なければ良かったと思う。
ベッドで田辺聖子の夫の闘病の日記「残花亭日暦」を読む。
仕事の合間の看護は大変だ。いくら充分お金が有って人を沢山雇ったとしても、心労は絶えなかったであろう。
ずっと寄り添って暮して来た大切な人の亡くなるのを見届ける仕事は、さぞ辛かったことと思う。
久しぶりに、中々寝つけなかった。
今朝、娘から電話が有った。
クリスマスのお休みでジョンが食事に来ていると云う。
お母さんと話がしたいと、電話に出た。
優しい声で品の有る話方だと好印象を持ったが、悲しいかな私の英語は幼稚園レベルだ。
半分は聞き取れなかったし上手くしゃべれなかった。
これからは、もうちょっと真剣に英会話の練習をしなくてはいけないと反省した。
午後、M田さんと、N川さんが来た。
M田さんは床の間の若松を活けてくれた。毎年の行事である。
3人で宴会の仕度をし、夫も交えての忘年会。
粉山椒をたっぷりかけた鰻と胡瓜と芝漬けの刻んだのとカイワレのおすし。蛸とアボガドとトマトのサラダ。れんこんのきんぴら、など。
後片付けを済ましてから、しゃべってしゃべって10時半に機嫌良く帰って行った。