a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

娘がボストンに発つ

娘はボストンに向かって行ってしまった。
娘がいる時は騒々しくて賑やかだった我が家に静寂が訪れた。家がだだっぴろく感じられる。
母と子が仲良くするのに焼きもちを焼いて疎外感を感じていた夫は、娘がいなくなると突然静かになった。
年を取った夫は、目の前にいる娘の動向が気になって仕方が無く嫌がれると知りながら、ごじゃごじゃと口出しをしてうるさがられている。
若い小娘じゃないからほっときなさい。といってもだめなのである。
だからいっそ遠く離れると、心配はしても声が届かないから仕方なくあきらめられる。
離れている方が彼の精神状態も平穏に保たれると言うものだ。
雨で庭には出られず、食器棚の整理をして午後を過ごした。