今夜は花火を見た。二階のテラスで椅子を並べて夫と見た。
今夜は風が無いせいで、煙が花火の前に留まって余り美しくは無かったが、ずしーんと身体に響く花火の音はいつもと同じ。
家の近くの道路は人で一杯だ。フィナーレで空が一面真っ赤に染まると、子供達の歓声と拍手が聞こえて来る。皆楽しんだのだ。
子供達の夏休み、事故に会わず、元気に過ごして欲しいなあと思った。
昨日と今夜、映画２本見た。
『17才のカルテ』親に心を深く傷付けられ精神を病んだ少女達が、精神病棟で過ごす。主演はウィノナ・ライダー。彼女は実生活でもこの後精神に異常を来すから、悲壮な感じが哀れに思えた。アンジェリナ・ジョリーはこの映画で助演女優賞を取っている。迫真の演技でとても怖くて哀れな少女の役を演じている。魅力的だ。
『恋に落ちる確率』デンマークの映画。男が恋に落ちた瞬間から、彼のまわりの世界が突然異常を来たして、不思議な現象が起こる。それでも、この恋を成就しようと思うが・・・。
マリア・ボネヴィーは気品の有る美しい女優で、映画は斬新で美しい映像、地下鉄の階段やエスカレーター、ビルの螺旋階段などが効果的な背景作りに役立っている。カンヌで絶賛され新人賞を取った映画である。
