a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

ドイツ語の練習

今日は第九の練習日。さぼろうと思っても近所の友達が車に乗せてくれるので、余程の理由が無い限り休みにくい。
練習指導者の先生が病気で倒れたので、指導者は日替わりメニューだ。今日の先生はドイツに長くいたオペラ歌手。ドイツ語の発音を徹底的に教えてくれた。初めて第九を歌う人に取っては指導者が変わって大変だろうけれど、毎年マンネリで歌っている人には違う先生に教わるのは刺激が有って楽しい。
映画『天空の草原のナンサ』を観た。
美しいモンゴルの草原でゲルに住むナンサは6才。小さくても両親の手伝いや、幼い妹や弟の面倒も見る愛らしい少女である。ある日燃料になる牛の糞を取りに草原を歩いていて、捨て犬に出会う。
お父さんは捨てる様に言うが、ナンサは犬と別れるのがとても辛いのだ。
ナンサはほっぺがりんごの様に赤くて可愛い。お父さんの留守には、お父さんの代わりに大きな馬に乗って、放牧された家畜を追う事も出来るのだ。
モンゴルの遊牧民の家族の生活が、ドキュメンタリータッチで淡々と描かれている。乳搾りをしてチーズを作る所や、ゲルを解体して移動する様子が全部描かれている。
移動の途中で男の子がいないのに気がつく。慌てて探しに戻るお父さん。
最後は雄大な広い草原を、家財道具やゲルの材料や子供達や犬を荷車に積んで牛に引かせ、沢山の家畜と移動して行く様子を映しながら終わる。
キャストは本当にゲルに住む遊牧人一家である。忘れられない素晴らしい映画だった。