このところ毎晩夕ご飯を食べながら日本シリーズを観ている。日ハムと中日の試合。日ハムを応援しているのは新庄がいるからだ。自分をアピールするのが上手で、どこから見てもハンサムだしあか抜けして可愛いのである。
今年で現役を引退するというのは、勿体ない。
夫が新庄の話から、「やっぱり阪神にいて、ハンサムで格好よくてやめてから参議院に出たピッチャーがいたな。」と言った。「そう、ベンチがアホやから、やめると言うた子や。」「うん、そや。」と言いながら、肝心の名前が二人とも思い出せない。「ほれ、何やら本や。」「タニモトちゃう。カシモトちゃう・・・？」「ウーム出てけえへんな、気持ち悪い。」
顔ははっきり解っているのに、彼の名前がどうしても出て来ないのである。
二人とも「ウーム、ウーム」とうなっている。
大分経ってから「江本や！」そう江本の名前が出て来なかったのである。やっと思い出せてすっとした。
最近二人の間で良くやるのだ。不思議な事に夫が、ど忘れしたら、私も突然ど忘れする。
どちらかがど忘れした時に、残りのものが間髪を入れず思い出して助けてくれるというのは余り無い。という事はどちらもボケという事なのか。
今夜は幸せな事にようやく思い出せたので、落ち着いて野球の続きを観た。
