a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

点滴を受ける

医者で点滴を打ってもらう。治るまでは食べない方が良いと先生はおっしゃった。医院は混んでいてかなり待つ。びっくりすることには、点滴を打ってもらう人の多いこと。ベッドは沢山有るけれど皆塞がっていて、点滴をやってもらっているようすだ。
コーラスを休んで、寝っ転がって『大きな森の小さな家』『大草原の小さな家』を読む。いつ見てもガース・ウイリアムズの挿絵が可愛い。
お腹に何も入ってないと難しいことを考えられなくて、ローラの冒険の旅をどきどきしながら読むのがちょうど良い。
はらはらしても、ローラが90才まで生きたことを知っているから読めるのであって、彼らの移住は、現代の人ではおおよそ考えられない無謀な旅と思えるが、勇気があって、逞しく、理性的で、しかもロマン溢れる日常は素晴らしい。
そして住む家はまだ無く幌馬車の中で寝る時でも、寝間着に着替えてナイトキャップを被って寝るし、母さんは月曜日には洗濯し、火曜にはアイロンをピッシリ掛けるという日常生活のけじめを維持して、子供達には食事の時はしゃべらない、指を舐めない(ローラはこぼれた糖蜜を指で取って舐めた)等々お行儀の良さ、躾けは一流なのである。母さんはプライドの高い人なのだ。
今日はクリークを馬車で泳いで渡る所で犬がはぐれてしまう所を読んで、本当に泣けて来た。犬はあくまで番犬であって、決して甘やかさないのが凄い。
樹を切って運び、丸太を組んで家を建てる所はわくわくする。いつかローラの家のドールハウスを造りたいなと思った。