a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

PLの花火

フランス映画『列車に乗った男』を観た。
パトリス・ルコントの作品で、中々良かった。
1人の男が疲れた様子で駅に着く。ジョニー・アリディーと言うロック歌手(有名らしい)が渋い。
偶然出会った男の家に逗留することになる。古い大きなお屋敷で男は1人住まいである。大学教授だった男は生まれた時からこの家に住んでいる孤独な老人だ。
ジャン・ロシュホールが演じていて彼も渋い。
ジクソーパズルをしたり、ピアノを弾いたり、読書をしたり、子供に詩を教えたりして静かに暮らしている。
駅から来た男は、正反対の生き方をしている。放浪をし、この駅に降り立ったのも銀行強盗が目的なのだ。
この2人がお互いに相手の生活に強く憧れているのだ。
フランス映画はやはり良い。
今夜はPLの花火がもうすぐ上がる。
夫は「めんどくさいから屋上に上がるのは止めや」と言っているが・・・私はやっぱり蚊取り線香を持って屋上から例年の様に観ようと思っている。

列車に乗った男 [DVD]

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