a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

名古屋の空爆

朝刊に第二次世界大戦のときの空爆の写真が載っていた。
その中に、日本の名古屋の街が燃えている写真があった。夫の父の家はこのとき燃えて無くなってしまったのだった。
家は跡形も無く植木も全部燃えてしまった。焼け跡にぽつんと残ったのは灯籠と手水鉢だ。
それが今うちの庭に有る灯籠と手水鉢。戦災の目撃者(物?)なのだ。
戦前、夫の父は大阪に仕事を得て家族を伴って大阪に住んでいたので、名古屋の家には祖母と父の独身の妹が残って住んでいた。ところが1935年夫の母が病で亡くなったので、幼い子供達のために祖母と叔母も大阪に移って来たのだった。
だから、空襲の時名古屋の家には誰も住んでいなかった。
大阪の住居は幸い空襲から免れたのだが、住んでないとは言え自分たちの家が燃えて無くなってしまってさぞ悲しかった事と思う。
普通の人々の生活を何もかも壊して燃え尽くしてしまう空からの爆撃は惨い。
今日の暑さは厳しかった。
整形外科に行って骨粗鬆症の薬を貰って来る。
今日も看護士さん相手にひとしきりマクロビ食生活の講義をして来た。「ケーキは我慢ようせんわ」と始めから諦めている。
先生も「続けているのがえらい。たいがい途中で辛抱出来んとリバウンドするよ」と褒めて下さった。
これで1年以上体重は変化無し。