a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

姪の誕生日

今日は姪Aちゃんの誕生日。
彼女が産まれて10日位経った頃、池田の家へ顔を見に行った。私は10月に出産の予定で、めちゃくちゃ大きなお腹を抱えてのご対面だった。
にぎにぎした小さな手が可愛かったのを覚えている。
「私もこんな可愛い赤ん坊のお母さんになるのだ」と幸せな気分にさせてくれた、赤ちゃんのAちゃん。
AちゃんはH子姉ちゃんの次女で、長女のY子ちゃんが赤ちゃんの時は、私はまだ独身だったから良く手伝いに出掛けた。
ミルクを飲ましたりおしめを替えたり。姉が用事で出掛ける間のベビーシッターをしていたのだ。

わたしの母は司令塔で、私に「H子とこへ手伝いに行きなさい」と有無を言わさぬ命令を下すのである。
私なりに予定も有っただろうに「イエッツサー」とばかりに出掛けるのである。
きっと姪に逢うのが楽しみでもあったのだと思う。
また私は、その上のM子姉ちゃん宅へも母のコマンドで度々手伝いに行かされている。
M子姉ちゃんは家事が苦手だから、赤ん坊の世話だけで手一杯だ。お風呂場には汚れたおしめが山と積まれている。
洗濯機がまだ無かったから、私はせっせと大量のおしめの洗濯をしたものだった。
夕飯はと言うと、帰宅した主人がカレーを炊いたりしていたので、私は(M子姉ちゃんはもっとしっかりせなあかんな〜)と思っていた。

Aちゃんの誕生の後2ヶ月経って私にも娘が産まれた。
姉達を手伝っていたお陰で赤ん坊の世話は余裕が有った様に思う。
育児は楽しいものだった。
離乳食が始まる頃になると、H子姉ちゃんがAちゃんに食べさせる通りに後をなぞって行けば良いのでこれも助かった。
ただAちゃんは優秀な赤ん坊でさっさと歩き出したし、三輪車なんかもチャッチャと1人で乗ったけれど、うちの子は中々歩かないので、見劣りがして母としては焦ったものだった。
いま懐かしく思い出している、今は立派なレディーとなったAちゃんの赤ん坊の頃の事を。

Aちゃんお誕生日おめでとう。