a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

それぞれ事情を抱えたコーラスメンバー

雷が盛んに鳴って今にも雨が降り出しそうなので、生乾きの洗濯ものを取り入れて、大雨が降らない間にと、早めに公民館に行ったのに全く降らず空振りだった。天気予報は傘マークなのに。
もうすぐコーラスフェスティバルと言うのに欠席が多い。
足の小指の骨を折ったとか、体調が悪いとか、一番多いのが親の面倒を見ていて病院通いで忙しいから休んでいる。今日はNさんがご主人が脳梗塞で入院したから休む、と言って来た。
先生はそれぞれの事情をご存じないから、出席者が少ないとがっかりされている。
人数が少ないと、力んで声が固くなるから気をつける様にと注意された。つい「私が頑張らなくっちゃ」と思ってしまうからだ。
それぞれ事情を抱えていても、コーラスはひとときの憩いの場、メンバーは暇を見つけて出て来るのだ。
一昨日見た映画「僕の神様(Edges of The Lord)」1942年場所はポーランドクラクフ。11才のロメックはユダヤ人、ナチス強制収容所行きを逃れるために親は彼1人を田舎に逃れさす。カトリックのお祈りの言葉も覚えさせる周到さだ。
美しい農村もナチスの所為で人々は疑心暗鬼になっている。純真な子供達も嫌でも戦争の影響を受けるのだ。かくまわれている家の幼いトロは目の前で残虐な殺戮を見てしまう。父も殺されてしまう。
トロは自分がキリストと思うようになって異常な行動に出る。
両親を殺されたマリアは目の悪いお婆ちゃんと暮らしていて、都会的で可愛いロメックに優しくしてくれているが。
以前観た『蝶の舌』と同じで子供の戦争映画は辛い。