小雨の中、整形外科に歩いて行く。良く流行っていて待合室は満員だ。
私はいつも読書の時間に充てているので待たされても平気だけど。
午後は年賀状作り。住所録の整理をする。
今年は思い切って枚数を減らす予定だ。無駄を省こう。
夕方、中学校の友達Fちゃんが電話して来た。
「又、やってん」と言っている。Fちゃんは最近良く忘れ物をするのだ。
何でも私に楽譜と写真を送ろうと、手紙を袋に入れて出掛けたが、投函する前にバスに乗ってしまい、用事を済まして家に帰るまで出すのを忘れていたので、改めて出しに行こうとしたが、手紙を入れていた袋が見つからない。てっきりバスの中に忘れた、と思い込んで南海バスに問い合わせたのだが「無い」と言われて、今落ち込んでいるのだと言う。
「しゃあないなあ、私も先日化粧品とパンを袋に入れて帰ったのは良いけど、次の日の朝食で「あ、パンは?」確か昨日買って帰ったよね。もしかして・・・と勝手口の周りを見たら隅に転がっているやんか。そんなことも有るからFちゃんも家の中もう一遍探してみたら?」と話していると電話の向こうで「有った」と小さい声で言っている。玄関に転がっていたのだそうだ。
さっき帰ったとき、お手洗いに急用が有ったので急いで靴を脱いで荷物をほっぽり出して家に上がったんだそうだ。
後は二人で大笑い。
終わり良ければ全て良し、これからは慌てず良く探そうね。と言い合ったのだった。