a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

朝刊の読み方

うちの夫は年よりのくせに、朝が遅い。
私が先に起きてお風呂に入ってくる。夫はその後で起きてゆっくりお風呂に入る。
私は朝食を済ましたら食卓で新聞を読むが、夫もお風呂から上がってから、食卓に新聞を広げて食べながら読むのが習慣なのである。
新聞を半分に分けて読んで途中でかえっこする。
ところが夫が読みたい野球のページと、私が読む連載小説とは紙が繋がっているので、毎朝取り合いになるのだ。
勝手口の郵便受けに新聞を取りに行くのは寒い。
寒いのを我慢して取って来たものに優先権が有る、というルールを作ってある(←私が作った)。
当然私が先に読みたいページを読む。
「早よ変えて」とせっつくからせわしない。仕方が無いから半分を又半分にして渡す。しまいには、新聞が何枚にも分かれてバラバラになってしまう。夫の食事が終わった頃にはくしゃくしゃになった新聞紙の山が出来ている。
毎月古紙を出すとき私はちょっと恥ずかしい。他所の家ではきちんと畳んで出しているのに、我が家のはくしゃくしゃで袋に詰めてあるから、ちょっと不細工なのだ。
でも、これだけ余す所無く2人掛かりで読むのだから、我が家の新聞は本当に値打ちが有るのだ。