a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

やかまし村

いつもシネフィルイマジカという映画のチャンネルで映画を観ている。
取り上げる映画が、私の中の基準ではレベルが高い(←すなわち私好みだということ)ので良く観ている。
1986年製作のスエーデン映画『やかまし村の子供達』と『やかまし村の春夏秋冬』の2本を続けて観た。この映画は大好きだからビデオも持っているが、残念ながら子供向きに吹き替えてあるので、どうしても字幕つきのが見たかった。
今回は字幕付きで大満足。こんにちわ、とか、さよなら、という時に「ヘイドン」というのが何とも可愛い。
やかまし村は赤い屋根の3軒の家だけの小さい村。それぞれに両親と子供達が住んでいる。彼らは農業と牧畜で生計を立てている。
ラッセとボッセの男の子とリサは3人兄妹。アンナ(ロッタちゃんのお姉ちゃん役の子)とブリッタは姉妹で、家には目の不自由なお祖父ちゃんが居る。残りの1軒は、オッレと赤ん坊の妹が居る。オッレは変な靴屋さんから譲り受けた黒い犬を飼っている。
後、独身のお手伝いの女性と男性。これだけが村人なのである。
6人は仲よく学校に通ったり、農業の手伝いをしたり、延び延びと暮らしている。
森と湖に囲まれた、美しく広い自然と大らかな暮らし。四季折々の行事とともに、子供達が、いたずらをしたり失敗をしたりして暮らしている様を描いている。
アストリッド・リンドグレンが脚本も手がけた。
お気に入りの映画が見られて幸せ。

やかまし村の春夏秋冬 [DVD]

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