a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

本を斜めに読む

昨日、Sakuraちゃんが「叔母ちゃんは本を読むのが早いね」と言った。
私は本を斜め読みをする癖が有る。だから早く読める。たまにはじっくり読む場合も有るけれど、面白くて早く結末を知りたい時はどんどん斜めに読み進む。だから細かいデテールを飛ばし、理解出来ずにまた戻って読み直す事もまま有る。
過去に失敗も多い。学生の頃、問題を斜め読みして『漢字に振仮名を書いて意味を書く』というのを意味だけ書いて減点されて泣いた事も有るし、最近ではドールハウスの作り方の説明書は、斜めどころか立て読み(そんなの有る?)で「わかりました」とばかりに作って後で間違いに気付く、等はざらである。
甥のTちゃんは今は工学博士で立派になっているけれど、子供の頃は早とちりの名人だったらしい。半分読んで解ってしまった気がして失敗した話を、お姉ちゃんのSakuraちゃんにばらされていた。
「それはM家の血やね」と私。
彼らのお父さんは几帳面な人で、決して斜めになんか読まない人だった。
我が娘ののDollyちゃんは斜め読みじゃ無さそうで、しかも彼女は読んだ本の内容を覚える天才だ。
物語の筋をいつまでもきちっと覚えていて教えてくれる。
これは誰の血かなあ。