a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

狭山池博物館

a-doll2009-12-04

婦人聖書の会に出席する。
先週からヨブ記を読んでいる。ヨブは立派な人であり、お金持ちで子供にも恵まれていたのに、今日読んだ所では財産と子供を全て失ってしまう。
ヨブは哀しむが地にひれ伏して礼拝して言った。
「私は裸で母の胎から出て来た。
 また、裸で私はかしこに帰ろう。
 主は与え、主は取られる。
 主の御名はほむべきかな。」
人間は本来無一物である。命も富もただ神さまから預かって管理しているだけなのである。喪失体験者にはヨブを思い出せと言おう。

娘が迎えに来てくれたので、一緒にランチを狭山池の畔に在るケーキとパンのお店「マダム・ヨーコ」で食べた。サンドイッチが美味しかった。
そのあと狭山池博物館を見学する。近くに住みながら今日始めて入館した。
狭山池は7世紀前半に川を塞き止めて作った日本最古のダムなのである。
建物は建築家安藤忠雄氏が設計したもので、満々と美しい水を張った平面が特徴で、曲がりくねった長いエントランスを歩いて行くとまるで古代の遺跡に入っていく様な気持がする。
中には発掘された飛鳥時代の東樋等が展示され静かな広々とした空間が素晴らしい。
又訪れたいと思う。駐車場まで池のほとりを歩く。
良い運動になったと満足した午後だった。


上の写真は、友達にお裾分けで貰った有機野菜。