a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

画集つづき

新聞に、バチカンシスティーナ礼拝堂の壁画は修復されたのに、見物客が多すぎて傷み始めたと書いて有った。
20年前に私が訪れた時は、まだそんなに観光客は多くなくて、しゃがみ込んで首が痛くなるのを辛抱して天井画をゆっくり眺めたものだった。
今、娘はミラノに居るが、聖マリア・デレ・グラッツェ教会の、ダビンチの「最後の晩餐」は予約制で観られなかったと云う。私が行ったときはまだ修復前だったが、ゆっくり見ることが出来た。しみだらけのぼや〜とした絵だったが。
有名な絵だからとて、大勢の人がひっきりなしに詰めかければ痛みもするだろう。
バチカンの礼拝堂も、予約制にして人数制限をしたら良い。
実物ではなくて、印刷された絵では物足りない面も有るだろう。
でも、ゆっくり細部を観るのはこれで充分だ。
今まで沢山の歴史有る名画を観て来たが、最近の私は聖書を読んでいるお陰で、絵の内容が理解出来てより興味深く観ることが出来るようになったのは感謝である。
ロンドン国立絵画館を観ているが、なかに「ラザロの復活」「エマオの晩餐」「マルタとマリアの家のキリスト」とか、教会で聞いた話の絵があって興味深い。
新しい趣味が出来た。