a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

同窓会旅行で箱根へ

先日までの身体の不調は何だったのか、元気に1泊同期会を楽しんで来れたのは感謝である。
毎年関西で開かれる中学校の同期会は、3組が持ち回りで幹事を務めるのだが、今年は関東在住の人たちが準備をして下さって、箱根での2日を過ごした。
卒業以来始めて逢う人も数人居て、老成した元少年の姿を見るのは嬉しかった。
宴会は箱根『富士屋ホテル』。ヘレンケラーやチャップリン、ジョンレノンも泊まったという古い老舗旅館である。
27名の出席で、ゆっくりと和やかな宴が進み、最後に全員で歌ったのは、中学校の時に原語で習った「Santa Lucia」。60年近い月日が流れたのに、全員覚えていて歌ったのには驚いた。
子供の頃の脳は柔らかく、魅力的に思ってしみ込んだ異国の言葉が、年老いても甦って来るのが不思議だった。
午後は「彫刻の森」を散策。
宿泊は元大会社の社員寮だったと云うホテル。安価だけれど清潔で無駄なサービスが無い所が良い。
勿論温泉もナイスだった。
夜はくつろいで楽しむ。出席している同期生は、皆人生の達人たち。
東京で人生の大半を過ごした人のカラオケの十八番は、浪速のド演歌ばかり。言葉もバリバリの大阪弁を使っているのが面白かった。
2日目も快晴。
荷物はWさんの車で運んでもらって、身軽で歩く。
ケーブルとロープウエイを乗り継いで大湧谷を散策する。ケーブルカーの中から富士山が見えた時は子供のように歓声をあげて喜んだ。
芦ノ湖では船にも乗る。

紅葉の始まった景色を眺めつつの散策は気持よかった。
スケジュール通りに全て運び、時間も充分余裕を持って終了して、幹事さんは天才だった。
少し疲れたけれど、楽しい旅は終わった。