a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

複雑な楽譜

私たちのコーラスグループは、贅沢にもヴオイストレーナーがついている。
先生はテノール歌手でカウンターテノールも歌いこなされている。
この先生に、1ヶ月に2度発声を指導して頂いている。
今日は座り方や楽譜と指揮者を両方見る方法なんかも教えて下さった。これは合唱の基本であるが。
歌うことに関する様々のことを面白く教えて下さるから、笑いながら教わる楽しい時間でもある。
今日は楽譜の見方を教えてもらった。
書き込まれている記号、例えばpとかfとかは譜読みの段階から音符と一緒に頭に入れるのが良い。
と云われても我々レベルでは音符を追うのが精一杯だ。
楽譜は紙を節約するためにリピートとか、ダルセーニョとかコーダーを駆使して縮めている。
いま練習しているのは外国唱歌を合唱曲に編曲してあるのだが、ダルセーニョで戻る場所を覚えるまでじつに複雑でややこしい。
本当は記号を使わず長々と全部書いてあると良いのだけれど。
むかし、印刷技術が発達してない時代は手書きで楽譜を写していたから、こんなマークが出来て縮める工夫をしたのだそうだ。
「今はパソコンで幾らでもコピーが出来るけどね」先生が使っている楽譜はiPadの中に納まっている。指でピッピッと触ってページ捲りをされている。
楽譜をスキャンして読み込んでいるそうである。
それも私たちなら慣れるのに相当時間が掛かるだろうなあ。