a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

お座布団カバー

先日、幼稚園児のお座布団カバー作り方の質問を受けた。
お孫さんがもう幼稚園?と驚いた。まだまだ赤ちゃんと思っていたのにもう幼稚園なんや・・他所様の子たちは大きくなるのが早い。お母さんはここまで大きくするのは大変だったろうけれど。

子供が幼稚園となると、親はいろいろと準備が大変なものである。
大昔のことが思い出される。
娘が幼稚園児の頃は、座布団カバーのみならず、上履き入れのような袋物も作った記憶が有る。
ママ友は皆核家族だったので、全て自分で解決しなければならなかった。
何故か数人が我が家に集まって、ワイワイ言いながらアップリケをくっつけたり縫ったりしたのだった。
七夕様の時には“こより”なるものが要った。ひとり10本である。
誰もこよりが作れない。今なら何でも売っているだろうけれど、あの頃は自分で作らないとどこにも売っていなかった時代である。
幸い私は高校のときに作品を綴じるのに必要だったから、書道の先生に教えてもらっていた。
和紙を裂いて撚るのだが、下手に作るとくにゃと曲がる。ピンと真っ直ぐに撚らねばいけない。こよりで犬等を作ったことも思い出す。
そんな訳で、簡単に作れたから、仲良しのママ達に作って上げた。
すると「Aさんに作ってもらった。」と云う情報が流れて、余分に数人分作らされ指先が痛くなったのを思い出す。
今日のブログはちょっと自慢たらしくなってしまった。
過去の自慢は見苦しい。

何はともあれ、四月になってお孫さんのNちゃんが、幼稚園で可愛いお座布団に座っている姿を想像するだけで、頬がゆるんで来る。