a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

好ましい音

私のコレクションに、小さなオルゴールがある。
殆どは誰かに頂いたもので、中には娘が高校生の時盲腸の手術で入院した時に、従妹のYちゃんがお見舞いにくれたのも有る。「ある愛の詩」のメロディーが流れて、木馬に跨がった女の子がくるくる回っているのだ。
おみやげに貰ったものが多い。沢山棚の上に並べてあるが、長い間掃除を怠っていたので、埃だらけに成っている。今日はお天気もよいので、筆で埃を拭い、ついでに一つづつねじを巻いて鳴らしてみた。
心が柔らかくなる様な音が、それぞれ小さな箱から流れて来る。
音って耳から脳に入って来るのだけど、好きな音は身体中を回って、細胞がとろける様な作用をするのだ。
昨日、娘が函館で録って来た教会の鐘の音なんかも、本当に好ましい素敵な音色だ。