a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「ヤコブの偽装工作」

礼拝メッセージより。
創世記27:1〜29から。
イサクには双子の息子ヤコブとエサウが居た。
事件が起こった。
イサクは、年をとり、目もよく見えなくなったので、長男のエサウに祝福(家督相続)をしようとした。
イサクの妻リベカは弟ヤコブを愛していたので、手の込んだ偽装工作をしてヤコブが祝福を受けるようにした。
父が、エサウの猟をしてきた獲物を料理したものを食べて祝福しようとしたので、毛深いエサウに見えるように、子やぎの毛皮を被せて、猟から帰る前に料理をし、父に触らせ、エサウであると偽って祝福を受けた。

フランク画

そこまでするヤコブの心は何か?
むらむらと沸き上がる邪悪な感情が兄に対して起こった。妬みの心である。
妬みの語源はゼロス。ジェラシイに変化する。
ゼロスの意味は熱心という意味で、熱心な世界で優れたものを見て動く心を云う。
熱意が神に向かわず人に向かうのが問題である。
どのように解決するか。
実は、放っておいても良い筈であった。
双子がリベカの胎内にいる時、神が「兄が弟に仕える。」と仰せられていたのであった。創世記25:23
神の約束を信じず、自分で奪い取ろうとしたのである。
弟ヤコブは後にイスラエルとなるのだが、
イスラ=争う エル=神
ヤコブは神に愛されたと素直に信じれば良かったのである。申命記7:7〜8
予告篇:後で知ったエサウがヤコブを殺そうとしたので、伯父の元へ逃げたが、伯父に騙される結果となる。