a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

友だちの怪我に思うこと

近所の友だちIさんは同じ年だが、昨年脳内血腫を取り除く手術をした。
血腫の原因は、転んで頭を打ったから。本人はその時気が付かなかったが、簡単な算数が出来ないのはおかしいと、緊急に脳外科病院に行った。
手術は意外と簡単で(本人が云うのだから少し怪しいが)、今は元通りの楽しいおしゃべりな人に戻っている。
頭を打った時は気をつけないといけないのである。

私の母方の祖母は92才で亡くなったが、亡くなる前の1年ほどは、多いにぼけて介護が大変だった。ぼける少し前に、転んで頭を打ったというから、血腫が出来ていたのかも知れない。
50年以上も昔の事である。
勿論その頃は、手術なんか出来なかったから、どうすることも出来なかっただろうけれど。
当時はヘルパーさんも無いし、施設も無いし、家で家族が面倒を見るのしかなかった。
幸い、気楽な隠居生活を過ごしていた母の従姉が、泊まり込みで世話をしてくれていた。今から思えば、なんて優しい行為だった事か。
私はまだ高校生だったが、既に年をとることの大変さを学んだように思う。