a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

観過ぎ?

昨日、立続けにフランス映画を2本観た。
「人生は長く静かな川」1988年製作
まだ残る古いビデオを整理していて見つけた。いつか観ようと録画したのに忘れていた。
3倍速で録っているので、画面は悪い。それでも観ているうちに、そんなこと忘れてしまうから、テレビが古くて粗悪でも余り関係がない。
物語は、同じ日に生まれた男女の赤ちゃん。男の子はお金持ちの上流の子。女の子は底辺の貧しい下品な家の子。
女にだらしない医者に腹を立てて、12年前に看護士が2人を取り替えてしまう。
貧しい家で育てられたモモは頭が良くて万引きが上手で稼ぐのが上手く、家族に愛されて大きくなった。
12年後、妻が死んだのに結婚してくれない医者に切れた看護士が、全てをばらして医者の社会的生命を絶ってしまう。
それから大変なことになる物語。気の毒で笑ってしまう。
映画スチール 「人生は長く静かな河」白黒4枚

愛されるために、ここにいる」2005年製作 ステファヌ・ブリセ監督
BSプレミアで偶然お昼に観た。
フランス人の男性は老けて見えるのか主人公ジャンはまだ50才を過ぎたばかり。妻とは別れ息子との関係も余り良くない。すでに人生にくたびれている。
仕事は、親から引き継いだ、税金滞納者の取り立ての仕事である。それも辛い。
機嫌の悪い父親を日曜日に老人ホームに見舞うのも嫌なのだ。
医者から勧められて、運動のためにダンス(タンゴ)を習うことになる。
一方、ダンス教室で出会ったフランソワーズは、婚約者が執筆に夢中で、結婚式を控えているの気分がゆらいでいる。
台詞が少ないが、タンゴのメロディが流れてフランスらしい佳い映画だ。
愛されるために、ここにいる [DVD]