a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「苦難を越えさせるもの」

日曜礼拝メッセージより
創世記50:15〜21

いま、日本中が苦難の中にいて光が見えない状況に有る。
この苦難を乗り越えるにはどうすれば良いのだろうか。
聖書には何とあるか。
この箇所は、父ヤコブが亡くなったことで起きた兄弟たちの不安。弟ヨセフにした仕打ちを思い出し復讐されるのではないかと恐れた。
不安には2つ有る。
1、支えが無くなったこと。
2、孤独であること。この孤独は人付き合いが下手とかは問題ではなくて、頼れるものを持っていないこと。
ひれ伏す兄弟たちにヨセフは言った。
「あなたがたは、私に悪を計りましたが、
 神はそれを、良いことのための計らいとなさいました。20節
 ・・・・・
 もう恐れることはありません。
 私は、あなたがたや、あなたの子ども達を養いましょう。」
 こうして彼は彼らをなぐさめ、優しく語りかけた。21節
苦難を越える奥義は何か。
①悪でさえ益に変えて下さる神を知ること。20節
ヨセフが途中で人生を投げ出さなかったこと。苦難を通して神を求めた。
 「わたしがしていることは、今はあなたにはわからないが、
 あとでわかるようになります。」ヨハネ13:7
いつか苦難の意味が分かるときが来る。
②優しい人になれる。
聖路加病院の日野原重明先生は、老人のスローガンの一つに、耐えることを上げておられる。
耐えることによって感性が高められて、苦しんでいる人をサポート出来ると言われている。
③神に用いられる器に成れる。
ヨセフはもともと生意気なところがあった。
苦難を経て用いられる器となり、優しくもなれた。
神の不思議な摂理である。

1昨年の8月から始まった創世記によるメッセージがついに今日で終った。
毎回楽しみにしてメッセージを聞いて来たから少し淋しい。