a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

夫の俳句

「獅林」900号記念合同句集が送られて来た。
同人155名の句が、それぞれ15句づつ掲載された立派な句集である。
平成16年に800号記念号が出されて、夫は900号を待たずに逝ってしまったわけだが、句集には夫の俳句も、友人のT氏が選んで下さって掲載された。
病に倒れた日も「獅林」の句会の日だった。わたしは病院の待ち合い室で、携帯電話で主宰に連絡をしたのが辛い思い出として残っている。
Tさんは良い句を選んで下さっている。
なかに、残されし命いくばく衣更 (ころもがえ)と云う句があった。わたしはこの句は知らなかったから、こんな思いをいつしたのかと驚いた。
夫の晩年は、俳句に親しんだお陰で沢山の友人が居た。
あの人この人とお顔を知っている方の名前を見つけ、夫ももっと俳句を作りたかったのだろうと、ちょっと感傷的になった。
今日のクルミ
教会のフェスタの作品展に搬入の準備をした。
家具や人形を出したら、早速入って香箱座りをしてしまった。