a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

風邪ひき続行中

声が少し出た!と喜んでも夕方かすれるから油断が出来ない。
ベッドから出て日常着に着替えたが、まだ腰痛が残っているので安静にしていた。

高校2年生の臨海学校の時は遠泳も有った。手漕ぎの舟の上から先生が飴玉を口に入れてくれたり、ギブアップしたら乗せてもらえるのだった。
私たちは頑張って最後まで泳いだ。
小豆島への往復は制服を着たけれど、宿ではそれぞれワンピースに着替えて、夕方お風呂上がりには浴衣を着ている。
浴衣はいつも学校の身体検査のとき必携の衣類だから、誰もが持っていて特別の衣類ではない。
前列左端の私は髪を解いて垂らしている。当時はドライヤーが無かったので濡れ髪をそのままにしたが、こんなスタイルは当時では変で、隣に写っているNさんが「幽霊みたいや」と批判のまなざしでいったのを覚えている。それなら現代は幽霊だらけや。

隣の旅館には大阪の女子校の生徒が泊まっていた。
その学校の引率の先生が「男女の生徒が同じ宿で心配ないのですか?」とうちの先生に尋ねたとか。
そこは共学の良さ。先生も生徒を信頼して下さっていたようだった。
女子生徒のお目付役には体操のK野先生がしっかり目を光らせていらっしゃったし。
同級生の男子には少し距離を置いていたけれど、襖一つ隔てた隣の部屋は1年生の男子の部屋だった。
ふすまを開けて、真っ暗な部屋から懐中電灯で怖い顔を見せ、上級生の私たちが「きゃー」と驚かしたりするやんちゃ坊主達と仲良しだった。
そんな訳で何も問題起こらず。

帰りの船が時化で揺れて、気分が悪くなる子が居たのを覚えている。
遊び疲れて、帰宅後は前後不覚に眠りこけてしまった懐かしい少女の頃の夏休み。