a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

箱根八里

7月の演奏会で歌う曲の中に『箱根八里」がある。
歌詞は2番までだが、難しい言葉が使われているので覚えにくい。
目が悪いので早く覚えてしまうために、楽譜に歌詞を漢字で書き出した。
1番は昔の箱根。
2番は今の箱根。今とは明治34年のことなのだ。
その違いは、
函谷関が蜀の桟道。
大刀(だいとう)腰に足駄がけ、八里の岩根ふみならす が、猟銃かたに草鞋(わらじ)がけ、八里の岩根踏み破る。
侍は高下駄を履いていて、明治時代の猟師はわらじを履いていたのだ。
かくこそありしか往時の武士(もののふ)が、かくこそありけれ近時の益荒男(ますらお)。
昔と今の違いはこれだけ。これだけをしっかり覚えるだけで歌えそう。
書いている間にも大分頭に入ってきた。


今3番を書いたらどんな歌詞になるだろう?
本当の今の箱根は、不気味な湯気が勢いよく噴出して、火口周辺警報が出て地震も頻繁に起こっている。小規模噴火に警戒となっている。
ロープウエイも止まっている。
やはり箱根の山は天下の険である。
私が間違わずに歌えるまでには噴火が治って欲しい。