a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

立派!

Mさんは92歳。
今日歌集が送られてきた。昨年60数年連れ添ったご主人に先立たれて、悲しみを乗り越えるために歌集(第2集)を出版された。
私は教会の英会話教室で彼女と出会った。
教会からは少し離れたところにお住まいだったけれど、いつも早く来てコーヒーを入れる準備をしてくださっていた。
ご主人が病気になられたので、家を整理して神戸の老人施設にお二人で移られたのだった。
一人娘さんは外国に住んでおられるし、高齢でもご主人の病気をしっかり受け止め看病なさった。えらい女性だと思う。

早速送られてきた歌集を読んだ。
短歌は俳句より具象的な表現が多い分読んでいてしんどい面もある。
表現することで悲しみを乗り越えられるのだろうと思うし、Mさんの心の痛みを読み取ることで少しでも慰めになればと思う。

今、ブログを書いていると電話があった。先輩のSさん。彼女も92歳。フェスティバルホールのチケットが1枚余ったのだけれど行かないか?というお誘いの電話だった。「先週コーラスお休みだったわね」と言われてしまった。
彼女は、ずっと休まず出席なさっているらしい。彼女は奈良で一人暮らしである。立派!