今日は予定がなくぼーっとして過ごしていたら、緊急電話があった。
横浜の姪からで「母が家で倒れているけど、ヘルパーさんは鍵を持っていないからドアが開かない」ということだ。
娘が合鍵を預かっているので、車で30分のM子姉ちゃんの家に駆けつけた。
到着したら、なんとか頑張ってドアを開けられたようで、ヘルパーさんケアマネジャーさんとベッドの横でへたり込んでいる姉が居た。
昨日の夕方、デイサービスから帰って家に上がった時滑って転んだらしい。
激痛で一晩中動けずに居たのだ。
朝10時、訪問したホームヘルパーさんがチャイムの返事がないので、窓から覗いて分かったのだった。
救急車を手配してもらう。娘は車で私は姉に付き添って病院に向かった。
レントゲンを撮ったら、大腿骨骨折。
ボルトで繋ぐ手術をするしかない。
放っておいたら寝たきりで廃人になってしまう。
ドクターの説明は分かりやすく、高齢の患者に対しても丁寧で信頼おけそう。
手術は来週月曜日に決まった。
何と言っても86歳だからリスクは大きいだろうけれど、M子姉ちゃんに頑張ってもらうしかない。
「昨日から何にも食べてへんねん〜」というから、看護師さんに断ってお稲荷さんと巻き寿司を少し食べさせた。
点滴の太い針も血管に入りにくいし、安静だから褥瘡にもなりやすい。
早速体位交換の時間割表がベッドの上に貼られていた。
ケアマネジャーさんの対応の確実で優しいこと。救急車の的確な指示、病院のスタッフの優しさ・・・日本の医療体制の素晴らしさに改めて感動した。
出来るだけ迷惑をかけないよう、転ばないように気をつけようと改めて思う。