落ち込んでいる私に娘が楽しい映画を探してくれた。
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」2005年製作 イギリス、アメリカ、フランス、合作ファンタジー映画
クリスティアナ・ブランドの童話をエマ・トンプソンが脚本を書いて主演した。
お父さん(コリン・ファース)は6人の子供を残して亡くなった妻のことが忘れられない。
経済援助をしている伯母(アンジェラ・ランズベリー<ジェシカおばさん>)は再婚を勧めるがどうも無理。
この伯母さんはど近眼で何と4頭立ての馬車でやってくる大金持ち。
6人の子ども達はいたずらが酷くてナーニーはすぐ辞めてしまう。
優しいメイドは字も読めない。
どたばた大騒ぎの家に訪れたのが醜い顔のナニー・マクフィー。
続編
「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」2010年製作
時代は変わって赤ん坊だった末っ子の女の子がおばあさん(マギー・スミス)になっている。
お父さん(ユアン・マクレガー)は戦争に行った。
お父さんの弟(リス・エヴァンス)はあほで、兄弟名義の農地を借金のため売ろうとしている。
子ども達は健気で豚や牛の世話をしている。
そこへロンドンから従兄妹が疎開にやってくる。
軍の偉いさん(レイフ・ファインズ)の子だから気ままで気取っている。
売ろうとしていた子ブタをあほの叔父さんが逃す。
そこへ現れたのが醜い顔のナニー・マクフィー(エマ・トンプソン)。
今回は鴉の弟子つきだ。
子ブタのシンクロナイズスイミングもあってびっくりする。
事件が片付くたびにナニー・マクフィーは少しづつ美しくなってゆくのだった。
どちらも可愛くって楽しい映画。
悲しみを忘れる。