a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

避難指示の時は

 

今日、久しぶりにコーラスの練習に公民館まで歩いて行った。

 

公民館では避難訓練があった。

サイレンが鳴ったら階段を降りて公民館の玄関へ行くように言われた。

でも「数人が行ったら良い」と言われていたので、私たちは座って待っていた。

館内放送でブーッブーッとけたたましい音とともに「1階の図書館から火が出ました。避難してください!!」。

 

避難しないで座っている私たちはどうなるのか?

公民館の隣は消防署なのですぐ駆けつけてくれるだろう。

座っていてもだいじょうぶ。

 

戦時中、寒い日の夜中に空襲警報のサイレンが鳴った。

私たち子供は眠い目をこすりながら服に着替え防空頭巾を被って防空壕へ逃げた。

でも兄とM子姉は眠いからと起きず、祖母は「わては仏壇のそばで死にます」と言って動かなかった。

わがままな人たちは危機に際してもわがままを通すのだった。

米軍機は我が家の上を北に向かって飛び、その夜大阪市は爆撃を受けた。

 

北九州で大雨が降り災害があった。

水の勢いは恐ろしいと改めて思う。

 

 

今夜も孤立したまま不安な夜を過ごす人もいる。

早く水が引き平安な日々が戻りますように。