年末のお掃除。
台所を重点的にまめまめと働く。
換気扇を掃除して、そこら辺を拭きまくる。
引き出しのスプーンや何や彼や、全部出して拭いて仕舞う。
安物のスプーンでも布巾で拭き上げると、ピカピカに光り輝く。
面白いから磨き続けた。
英国の執事や使用人みたいな感じに。
カズオ・イシグロ原作の映画「日の名残」を久しぶりに観たが、銀器や家具を磨くシーンが多い。
引き出しを開けるとキラッと光るスプーンたちが並んでいるのが目に入るのは気持ちが良い。
あっという間にに散らかるのだけれど・・・。
そんな感じで徹底的に拭きまくる年末大掃除。
こんな家事の仕方を我が家では「レイチェル・リンドさんをする」と
いう。
レイチェル・リンドさんは「赤毛のアン」に出てくるグリーン・ゲイブルスのお隣のおばさん。
他人の粗捜しが好きだけれど、家事をやらすと抜群で、徹底的に掃除をして家の中はいつもピカピカなのだ。
何の予定もなく家の中の掃除をするって楽しい。
午後は柚子のマーマレードを煮た。
御使い物にしたあとの残りの小ぶりなのを刻んで煮る。
この包丁で刻むのがしんどく面倒臭くなってきて、この荒い切り様はどう!