a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

高齢の友達を訪問する

雨が時々ぱらつく。

今日は「優しい体操」と町内会の「うたの会」に行く。

 

近所のKさんは96才で一人暮らし。

亡夫の謡曲の友達だった女性。

春まで時々バスに乗ってでも教会に来ておられたが、最近お顔を見ない。

昨日、Nさんがお宅を訪問して玄関のチャイムを鳴らしてもドアが開かない。

心配したNさんはうちに来て電話を掛けた。

電話に出て来たKさんは夕方4時というのに炬燵で熟睡していたらしい。

毎月第3火曜日はNさんが謡曲の帰りに必ず訪問すると言うことを忘れてしまったようだ。

 

今は食事もヘルパーさんが作って帰る。

「見せよか?」と言って夜の食事を見せてもらったら、プラスチックのお皿に7種類ぐらいのお惣菜や果物がほんのちょびっとづつ載せられている。

Nさんが思わず「たったこれだけ?」

96才という年齢に見合ったカロリー計算がされているのだろうけど、今までの彼女の食生活を知っているだけにちょっと侘しい。

 

少し前まではお料理が好きで作っておられたのに今は全部人任せ。

買い物にも行かなくなった。

デイサービスは「面白くないし、あんなん嫌いやの」と行かへんし・・・。

Kさんは人に交じってぺちゃくちゃおしゃべりするのが嫌いで群れるのが嫌な人。

遊びに行く友達もいないし、来る親しい友達もない。

息子さんが「一緒に暮らそう」と言っても「嫌だわ」。

 

私が思うのに、96才にもなったら何時でも眠くなったら寝たら良い。

チャイムが鳴っても起きたくない時は寝ていても良いと思う。

これからは、電話をして「今行っても良い?」と聞いてから顔を観に行くようにしよう。

どうするのが彼女にとってベストなのか良く考えよう。

 

Nさんと私の訪問が嬉しかったようで少しの時間おしゃべりをした。