a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

市原悦子さん

市原悦子さん死去のニュースを聞いた。

同じ年齢の女優さんの死去は応える。

 

初めて市原悦子さんの存在を印象付けられたのは、蜷川幸雄演出の「近松心中物語」の舞台。

上六の近鉄劇場で夫と一緒に観た。

30年以上前だったと思う。

声が透き通っていて表情が愛らしく身のこなしが色っぽくて魅了された。

舞台では2階の手摺に赤い扱き帯を括り付けて屋根を降りる場面が印象に残る。

他の出演者は誰だったか忘れたけれど彼女は可愛かった。

 

晩年の映画「あん」主人公の樹木希林の友人のハンセン病患者の役。

鶴瓶の「家族に乾杯」を観たのが最後だった。

また一人好きな女優さんが逝ってしまった。

 

今日は良いお天気だった。

クルミにせがまれて庭を散歩する。

オキザリスの蕾が開いた。

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