今年初めてのコーラスの練習に歩いて公民館へ行く。
公民館の前に置いてあったハボタンの苗。
お正月に植えるのが間に合わなかったのね。
休憩時間の話題はAさんのご主人の行方不明のこと。
人ごととは思えない。
先ず自分が帰る家が解らなくなった場合を想像して、怖がっている。
「いつも身分を証明する物を持ってないとね」
「私はいつもこのバックに入れて持ち歩いているのだけど・・・」
そのバックを持つのを忘れて家を出たらどうする?
高齢の夫がいる人も怖がっている。
当然だ。
「うちはよう歩けへんから大丈夫。玄関から先はよう行けへん」とNさん。
こうなったら足を鍛え過ぎるのも問題である。
ところでAさんの東京からやってきたご長男が、写真を公開するのを嫌がっている。
行方不明者として親父の顔があちこちに貼られるのは止めてほしいと言っている。
(もうすでにネットワークで全国に回っているのだけど)
親父の命と世間体とどちらが大事なのだろう?