今日は一日中雨が降った。
肌寒い。
片付けてあったコタツの布団を又引っ張り出す。
ブラックベリーの花が雨に濡れて・・・
火災保険の証書を探していたら、引き出しに用済みの古い保険に関する説明書や契約書や案内書の紙の束がどっさり出てきた。
整理せずに同じ内容のが(ろくすっぽ読みもしなかった)
・・・紙、紙、紙の束。
私は紙を粗末に使うのに抵抗がある。
子供の頃、紙が不足した時期があった。
絵が描きたいのに画用紙が無いって辛い。
蝋石(今はもう無いだろうか)でコンクリートの地面に絵を描いていたものだ。
お習字は古新聞に書いた。
清書だけ新しい半紙に描く。
失敗はできないから集中力が養われたのでは無いかな。
5年生の時、書き初めで「平和日本」と書いた。
憲法が発布された年だった。
父が上手く書けた、と褒めてくれたのを思い出す。
しばらくは広告の裏に印刷が無いのを捨てるのに抵抗があったし、今でも印刷の失敗は勿体ないから切ってメモに使っている。
ダンボールの中に詰め物として薄い紙をくちゃくちゃにして詰めてあるのは、伸ばして台所の油汚れを取るのに便利。
コロナ騒ぎで、トイレットペーパーや、キッチンペーパーがスーパーから消えたりしたけれど、大切に使えばもっと消費が少なくなるのに・・・と戦前生まれは思ってしまう。
無駄に森林を破壊して、自然を壊し、そのせいで怖い新型ウイルスなどが生まれる。
ネットで内容を添付して済むものなら、無駄な紙は使わないこともこれからもっと考えた方が良いのじゃないかと思う。
今日、大量の印刷物を処分しながら思った。