a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

モーセ(10) とりなしの祈り

f:id:a-doll:20200629154434j:plain

蕃茉莉 梅雨にも強い花。

蒸し暑さに体が慣れてない。

朝から粗大ゴミを出して、1階の掃除をしたら汗ぐっしょりで伸びた。

午後はテレビの前で音楽鑑賞(録画しておいたN響)やら歴史の勉強(エジンバラ城の歴史)。

 

     *  *  *  *  *  *

 

モーセ(10) とりなしの祈り

 

荒野の旅をする民をなやましたのは、民を襲う好戦的な国からの攻撃であった。

このような「戦い」をどう理解すれば良いのか。

またその戦いの際にモーセが行った「とりなしの祈り」とは何か。

 

聖書 出エジプト記17:8-16

 

1、アマレクとの戦争の記事をどう読むか

アマレクが来て、レフィディムでイスラエルと戦った。

アマレク人=イスラエルの民が旅で疲れていた時、背後から落伍者を情け容赦なく殺した卑怯な人々。

申命記25:17、18

 

②古代は現代と異なる原則があった。

・古代=領土略奪の時代。

救い主がお生まれになるまでの旧約時代は、神が直接イスラエルの民と世界を正しく裁く「神の直接統治」の時代だった。

神が「最高裁判所長」のように個人並びに国家も裁かれていた。

・現代=国家がそれぞれ違う主義の元に収める時代。

「人間の統治」の時代。

この時代においては、主イエスがこう教えられる。 

 剣をもとに納めなさい。

 剣を取る者はみな剣で滅びます。 マタイ26:52

 

2、この記事の正しい理解

①霊的戦いに勝つ道を教えている。

この記事が後の記録(14)として残されたのは、戦争の勝利を語るためではなく「霊的な戦い」の勝利のために「祈り」が必要であることを教えている。

丘の下では戦いが繰り広げられていたが、

丘の上ではモーセが「祈りの手」を上げて執り成しをしていた。

 モーセが手を上げている時は、

 イスラエルが優勢になり、

 手を下ろしている時は、

 アメレクが優勢になった。11

霊的な戦い(罪との戦い、救いに導く伝道における戦い、病や願い事を与えられるための戦い)には、執り成しの祈りが勝利に導く。

②執り成しの祈りは時に疲れる

 モーセの手が重くなった。12

③執り成しの祈りは助け合ってする者である。

 アロンとフルは、ひとりはこちら側、ひとりはあちら側から、

 モーセの手を支えた。12