ジキタリスは太陽が好き。
良いお天気で暖かくて庭に出た。
近所の若い男性が小さなお嬢ちゃんとお散歩。
「お早うございます。良いお天気ですね」と声をかけると、
若いパパは
「お宅の赤い紅葉散ってしまいましたね。
美しくて毎日楽しませて頂きました」
若いのに何て素敵な隣人だろう。
近所の高齢の住民が亡くなってしまうと家は売りに出される。
そこに2軒新しい家が建つ。
新しい家はすぐ売れて若い家族が入居する。
人口密度が増えて、子供たちも増えて、賑やかで嬉しい。
若い人が多いのは心強い。
私は誰がどこに住んでいるか覚えられないけれど、皆は私がこの家に住んでいることは知ってくれている。
救急車で運ばれたことも大抵の人は知っている。
「大丈夫やろか?」と心配してくれたのに違いない。
午後、妹と電話でおしゃべり。
身体の不調の訴え合戦の会話だった。
「姉ちゃん、あと3日でお誕生日やね〜おめでとう。85歳ってすごいわ、私は来年の誕生日で83歳や〜」
って、嘗てはお庭でままごとをしていたこともある姉妹の会話である。
妹の猫は8キロもあって、妹と顔を合わせたら「ごわん」と催促するらしい。
名前はミルクちゃん。
クルミの反対読み。
重くて高い所へ上がれない。
うちのクルミはまだ高い所へ跳び上がるし走り回っている。
猫の自慢(?)話は罪が無い。