この焼き物の聖家族は100年近く古い物。
亡き夫の叔母が買った。
この義叔母は厳しい人だったけれど、ロマンチストで美しいものが好きで、生涯独身で過ごして、幼い日に母を亡くした甥である私の夫を愛してくれた。
だから、甥を愛する余りに私には少し意地悪い態度もあったのかも知れない・・・と鈍感な私は今頃気づいている。
全ての親族から嫌われていて最後は私しか面倒を見る者が居なくなってしまった。
故に義叔母が残した数々の品を私は断捨離だと簡単には捨てられないのである。
地震で割れてはならないから、作り付けの食器棚の下に置いている。
午前中にお部屋の掃除にヘルパーさんが来て下さった。
午後は電気屋のYくんが庭園灯の修理に来てくれた。
コロナで誰も来ないし、私も夜の外出は一切しないし、玄関周りの常夜灯がつかなくなった。
部屋の電球も切れているのが多くなって溜まりかねて来てもらった。
年末で忙しいのにきっちり全部点検して電球を取り替えてもらう。
ようやくクリスマスが我が家にもやって来たみたい。
明かりは良いなあ。
おやつを食べてから予約してあった近くの美容院へ行く。
カットをしてもらってさっぱりした。
これで安心してイエス様の誕生を祝える。