今日の午後に観た映画
2017年のブラジル映画「マイ・バッハ 不屈のピアニスト」
1940年生まれの実在のピアニストで指揮者でもあるブラジル人のジョアン・カルロス・マルティンの伝記映画。
ジョアンの子供時代からを3人の俳優が演じる。
監督はブルーノ・バレット。
コンサートの音源は全てジョアン・カルロス・マルティンのものを使っている。
ジョアン・カルロス・マルティンは幼い時から天才だった。バッハの鍵盤作品全曲を暗譜できて先生を驚かす。
13歳でプロのピアニストとして世界中で活躍するが、怪我や暴漢に襲われたりして右手の神経を侵され何度も手術を受けるが、ピアノが弾けなくなる。
2001年にラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」を演奏した後、ピアニストとしての活動を停止し、指揮者としてブラジルでオーケストラを作り活動を始めた。
映画は初めから終わりまでバッハや多くの曲が流れる。
コンサートにも行けない状態の日々だから、せめて映画でオーケストラやピアノの演奏が聴きたい。
ピッタリの感動の映画だった。