初めて沈丁花の蕾が開いた。
今年は開花が遅いようで、間も無く玄関に涼やかな懐かしい香りが漂うだろう。
実家には玄関を出た所に沈丁花が植えてあった。
結婚した相手の家族が私には意地悪く思われて悲しい日々を過ごしていた。
用事があって春先に実家に戻ったら甘い香りが鼻をくすぐって途端に目から水が流れ落ちた。
若くて情けない自分が思い出されるのだけど、今思えばなんて事はなく、もっとはっきり言い返せば良かったのにと思ってしまう。
韓流ドラマを見ていると、女性は強く言い返す。(現代物を観ているからかもしれない、60年の昔なら韓国でももっと静かだったかも?)
その凄まじいエネルギーに圧倒される。
食べ物が違う所為だろうか。
いじいじして反論出来なかった昔の私が情けない。
もっと昔に韓流ドラマに嵌るべきだったわ。