今日も蒸し暑い。
クローゼットの掃除をした。
どこにも出かける事がなくて、クローゼットも散らかることはない。
この夏一度も手を通すことなく、出番がなくて可哀想な私の夏の外出着。
処分しようかどうか迷う古い服をベッドの上に置いて考える。
うちのクルミは何処かからやって来て服の上に座り込んだ。
どうも私が着替えて出かけると思ったみたいだ。
コロナで毎日家に居るのを一番喜んでくれるのはうちの猫。
私が洗い晒しのTシャツにジーパンを履いていたら安心なのだ。
棄てるのやっぱりやめた・・・と片づけて元の位置へ。
うちの猫は安心してベッドで続きの昼寝をした。
夕方、Nさんが来た。
公民館での謡曲の稽古の帰りである。
他のお稽古は全部休みだけど、公民館だけは使えるのだ。
喋って喋って二人で認知症の予防をする。
彼女の悩みはご主人のこと。
山男が山へ行けなくなって、弱って気力が無くなったようだ。
元から頑固だったのが ものすご〜い頑固爺さんになってしまったらしい。
全てコロナのせい。