a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

コーラスフェスティバル出演のこと

バエデリア・フォエタイダ(ヘクソカズラ

どこからか飛んで来てツルを伸ばして花開いた。

調べたらこんな名前が付いてたんだ。

 

昨日の行事は市の合唱連盟主催 第26回コーラスフェスティバル。

コロナで開催出来ず3年ぶりだった。

それも寸前までいつ中止になるやも知れず、招待用のチケットも宣伝のちらしもなし、当日のプログラムも簡素なものだった。

 

合唱連盟に参加グループは18組あるが今日は13グループだけが出演した。

しかも直前にコロナ患者が出て出られなくなったグループもあった。

私たちは出演できて幸運だったと感謝する。

 

近所の友達のお婆さん二人も乗せて娘に送迎してもらった。

若い時は歩いて行ったこともあったんだ。

 

メンバーはほぼ同じ顔ぶれだから高齢者グループになってしまうのは無理もない。

数日前から書いているようにドレスは17年前に誂えたもの。

想像した通りほとんどがピチピチだった(><)

(でも終わったら綺麗な色のドレスですねと多くの人が褒めてくれた♪ )

 

ステージに上がる前にドレスと同じグリーンのマスクをつけた。

不織布のマスクはコロナの菌を防ぐかも知れないけれど、呼吸は苦しい。

コーラス用の布で垂らしたマスクにすれば良かったかと思う。

 

知らせていないのに市の広報を見て聴きに来てくれた友人たち。

3年ぶりに会った多くの友達あの人この人。

中に、この夏近所の100歳で亡くなったKさんを最後までケアしたヘルパーのTさんがステージを終わってから私を見つけて「良かったですよ」と言ってくれた。

彼女の所属しているグループはメンバーも若くてレベルが高いのである。

Tさんもこれでコーラスの友達。

 

長年コーラスをしているとコーラス友達が沢山いる。

何かの折に練習会場や楽屋や舞台裏で「あっa-doll さんでしょ?」と声をかけてくれる人が良くある。

一度一緒にハーモニーを奏でた人はもう生涯の友人なのだ。

 

今日の演奏会は客も少なく、最後の合同演奏もなく会場の全員で一緒に「ふるさと」なんか歌うこともなく質素なものだったけれど、ステージで歌えて楽しかった。

来年も出演できると良いな~

 

始まる前にちょっとしたハプニングがあった。

地下の駐車場で火災警報がなったと言うのだ。

「だだ今確認中です」とアナウンス。

私たちは既にステージドレスに着替えて客席に座っていた。

私は咄嗟に考える。

「左手すぐにドアがある。

ドレスの裾を両手で持って、ドアを出て左に歩くとロビーに出る。

ロビーを出て左に大階段、そこを手すりを持って駆け降りて外に逃げよう!」

とシュミレーションをした。

「足の悪いTさんの手を引っ張らなあかん」とも。

 

やがて「警報は誤報でした」とアナウンスがあって、安堵したところで市長さんの開会のご挨拶が始まった。

 

暑い日だったしリハーサル室、着替えの部屋、ステージ、客席と歩き回って今朝の足はパンパンに張っている。

今日は沢山洗濯をしてからゆっくり休んだ。