今朝は涼しくて掃除機をかけるのが楽しかった。
枯れかけた観葉植物を撤去したり、伸びた茎を切ったり、暑い夏にはやろうとさへ思わなかった家事が捗った。
昨日、教会でMさんがキーホルダーに位置確認の小さなメダル状のものをくっつけているのを見せてもらった。
Mさんは夏の初めに脊柱管狭窄症の手術を受けたので、どこかで倒れていては・・・と心配して家族が持たせている。
自覚している人はこれで良いけど。
94歳になったM子姉ちゃんは、少し訳が分からなくなる時があって、一人でひょろひょろ外へ出かけるので、愛用のカートに機械をつけた。
M子姉ちゃんはカート無しでは歩けない。
これはALSOKと契約してあるそうだ。
これで迷子になる事はない。
大体出歩くことはヘルパーさんと一緒でないとダメなのに、突然辛抱出来ずカートを押して出かける傾向が出て来た。
この前、娘と私が駆けつけて救急車を呼んだ時も、一人で出掛けて帰宅後、熱中症でひっくり返って腰骨を折ったのだった。
もう5年近く前になるけれど、友達のご主人が散歩に出かけてそのまま帰って来なかった。その日に限って財布も携帯も置いていった。
少し認知症になっていた。
いまも行方不明。
誰でも老いる。
ふと分からなくなる。
そんな時が必ずやって来る。
辛いけれどしょうがない。
娘は私一人を留守番させて良く旅行をする。
数年前から食卓に、日々の私の行動をじっと監視しているヤツがいる。
首をくるくる回して180度の範囲を写してくれて録画もできる。
娘はそれをスマホで確認している。
「クルミちゃんもちゃんと映っているよ」。
何食べてるか、テレビは何を観ているか、また、おやつ食べて〜皆ばればれだ。
外出どき(これが結構多い私)、キーホルダーにつけるMさんのアイデアは良い。
鍵は必ずかけるから。
それも忘れたらお手上げだ。