M子姉ちゃんのお世話になっているグループホームの部屋に、ピアノを搬入するので、私も一緒に行く。
「a-dollちゃん来てくれたん!会いたかってん!嬉しいわ」
と姉は涙を浮かべて喜んでくれた。
昔話をあれこれして大笑いをして、姉妹久しぶりの楽しい会話だ。
ちょっと疲れていたけれど一緒に来て姉に会えて良かった。
姉の部屋は一番端っこでベランダの向こうは田んぼが広がって、その向こうに緑の山が見えている。
運送屋がピアノを運んで来て据え付けた。
壁とピアノの間に念のため毛布を1枚挟む。
姉は「これ、どこのピアノ持って来たん?」って聞いている。
「伯母ちゃん、あなたのピアノですよ〜」とうちの娘。
ピアノの上に楽譜を置いて、写真も飾った。
これでいつでも好きな時にピアノを弾ける。
姉の長男夫婦が面会に来たそうだ。
姉は長男に会うのは数年ぶりで、
「びっくりしたわ、あの子、可哀想に毛が生えてへんねん」
・・・・
70歳近くなってるのだから禿げててもしょうがない。
面会に来てくれて会えて良かったやないの?
姉は3人子供を産んだが、長男が一番可愛いのだ。
可愛い盛りの長男と次男を置いて離縁されたのだから愛しさは格別なのだろう。
昨日、礼拝に出たのよ、と嬉しい報告をした。
大きな牧師さんがお話しはったわ。
M子姉ちゃんが機嫌よく健康で残りの人生を楽しんでくれることを祈る。
息子たちよ、またお母さんに会いに来て上げて下さいよ。

ホームの玄関横のステンドガラス。