a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

原題 Extremely Loud & Incredibly Close
スティーブン・ダルドリー監督 2011年製作。
めぐりあう時間たち」「リトゥル・ダンサー」「本を読む人」を作った監督なので見応えが有る。
時間が交錯して物語は進んでいくので、ぼーっとしてはいられない映画である。
ドイツから移民して来た宝石商の家族。お祖母ちゃんは向いの建物に住んでいる。
オスカーはアスペルガー症候群を疑われる男の子で、頭がずば抜けて良くお父さんと仲良しだ。
9・11の日を境に一転する。商用でお父さん(トム・ハンクス)がWTCビルに居たのだった。
オスカーは残された遺品の中から一つの鍵を発見する、封筒にはブラックとだけ書かれていた。
オスカーは電車にも怖くて乗れないエレベーターにも乗れない、ブランコにも乗れない子なのだ。
何の鍵か探す日々が始まる。
お母さん(サンドラ・ブロック)も夫の死が悲しいのに、息子を愛して必死で守る。
佳い映画だった。
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)